平昌五輪へフィギュアスケート日本女子3枠死守なるか?

3月末に行われる、フィギュアスケート世界選手権。この大会に日本代表として出場するのは、宮原知子選手、樋口新葉選手、三原舞依選手の3人。

様々なジャンプをクリーンに決めたり、勢いがよかったりと高成績をおさめている3人ですが、年齢は全員10代ということに驚かされます。

フィギュアスケート新しい時代の幕開けと世界選手権開幕

日本のフィギュアスケート女子は、新しい若い選手が次々と出てきており、いわば「世代交代」が起こっている状態ですね。浅田真央選手、荒川静香選手、村主章枝選手、安藤美姫選手、鈴木明子選手がいた時代は、女子フィギュアの黄金期といわれるもので、世界選手権や国際大会の主要大会では日本人選手が金メダルをとったり、表彰台を2人以上がのったりするのは当たり前であった時代です。もちろん世界選手権でも表彰台に必ずのる選手がおり、毎年3枠をとっていました。

今回の世界選手権は、来年のピョンチャンオリンピックの「枠」をとる大事な試合になります。日本代表選手のうち、上位の2人の順位の合計が「12」以下だと、来年のオリンピックは3人選出される3枠になりますが、万が一「13」以上だと、2枠といった厳しい状況になります。

3枠死守は、宮原選手の順位が鍵となる

宮原知子選手は、2月に股関節を骨折というアクシデントに見舞われ、四大陸選手権を棄権しています。

世界選手権には間に合わせてくるとは思いますが、心配なのは怪我による練習と調整不足、そして股関節というフィギュアスケート選手には致命傷といわれる部分の怪我です。

正直、日本の3枠死守には、宮原選手の活躍次第といったところになると思うのですが、この宮原選手がどこまで順位をのばせるか。新星の三原選手は四大陸選手権で優勝して勢いもありますが、ロシア勢がミスのない演技をした場合、順位が伸び悩む可能性があります。

3人の若い日本代表選手で、この「3枠」をとるのを目標として挑むわけですが、海外の選手も着実に実力を兼ね備えてきています。ロシアは非常に層があつく、2015年に世界女王に輝いた、エリザベータ・タクタミシェワ選手さえも国内大会で表彰台に乗れず、ヨーロッパ選手権にも出場できない状況。

ソチオリンピック金メダルのソトニコワ選手でさえも、最近では主要大会の上位に名前を見ることもありません。

その理由は、ロシアでも新しい世代の活躍がめまぐるしく、若い世代の勢いがせまり、上位は10代の選手が独占していることです。

3人が万全の体制で、世界選手権でミスのない演技をし、なんとか五輪3枠を死守してほしいものです。